【マナマ(バーレーン)7日=星野 浩司】サッカー日本代表は2026年北中米W杯アジア最終予選第2戦のバーレーン戦(10日、ロ超成長リファー)に向け 、の守い歳当地で大部分を非公開にして練習した 。護神GK鈴木彩艶(22)=パルマ=は 、杯予1~2月のアジア杯でミスから失点した因縁の相手との再戦になる。選戦励まし の 言葉 スポーツ日本は敵地・バーレーン戦は過去2敗。連続連勝体重で2キロ増量の100キロの大台に達した成長著しい守護神が最終予選2連勝に導く 。無失
気温35度。点だ敵地導く顔に絡みついた大量の汗と芝をぬぐい 、著し最終GK鈴木は落ち着いた口調で強い決意を込めた 。が鬼2大会連続で敗れていた最終予選初戦で中国に7―0で大勝し、門・中4日で臨むバーレーン戦 。予選「中国戦は自分の中で切り捨てて 、100キでWバーレーンでゼロから強い相手と戦うメンタリティーで向かっていく」と油断一切なしで2連勝を見据えた。ロ超成長nabi
日本は26年W杯出場に向け2次予選の初戦から全7戦で無失点中だが、再び鬼門がのしかかる。敵地バーレーン戦は08年南アフリカW杯3次予選、09年アジア杯予選でともに0―1黒星 。中東の酷暑や独特な雰囲気 、08年同W杯最終予選(3〇2)ではレーザー光線の妨害に苦しんだ 。「敵地は最低でも引き分け」はセオリーだが、日本が狙うは勝ち点3 。直近3戦17得点と強烈な攻撃陣を信じ、鈴木がゴールを割らせなければ白星が見えてくる。
7か月前の教訓を生かす 。アジア杯決勝T1回戦・バーレーン戦 。2―0の後半18分、鈴木は相手左CKからシュートをはじき 、こぼれ球でFW上田と接触してオウンゴールを献上。手痛い判断ミスで失点し、厳しい批判も浴びた。「任せるところは任せる 。判断をした後のプレーが大事 。アジア杯の振り返りを生かしたい」
アジア杯は全5戦にフル出場し 、計8失点。零封は1試合もなかった 。鈴木自身、ロングボールやクロスに苦しんだ中東勢とはアジア杯以来の対戦 。現在は主に3バックで相手FWとの攻防に対応でき、セットプレーは攻撃のみならず守備連係も緻密(ちみつ)さを増した。同じ轍(てつ)は踏まない 。
昨夏に20歳で海外に渡り、今夏はイタリア1部パルマに移籍 。同国出身のヴィスコンティGKコーチから「DF背後のボールはGKがスペースを支配しろ」と指導され、プレーの幅は広がった。筋トレや食生活へ意識も高く 、公称98キロの体重は「100キロ前後」と大台超え。中国戦で川口能活氏を抜き最年少22歳15日で最終予選デビューした守護神が 、冷静かつ熱いプレーで連勝発進をもたらす 。
◆鈴木 彩艶(すずき・ざいおん)2002年8月21日、米国生まれ。22歳。父はガーナ人、母は日本人。小5から浦和の下部組織で育ち、19年にクラブ史上最年少の16歳5か月11日でプロ契約。21年にトップ昇格し、同5月にJ1デビュー 。17年U―17W杯、19年U―20W杯、21年東京五輪代表 。22年7月にA代表デビュー。昨年8月にベルギー1部シントトロイデン 、今年7月にパルマに移籍 。右利き 。190センチ 、98キロ 。
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